友人関係がこじれる前に気付こう! 依存を断ち切る4つの方法

2月 4
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友人関係がこじれる前に気付こう! 依存を断ち切る4つの方法

人間としての尊厳を保った生き方は、経済と精神、そして肉体の自立によって実現します。
しかし社会に属する以上、人間関係はどこに行っても付きまとうものです。
他者との関係を良好に維持し、思いやりといたわりを与え合う。それは個と個の交流から生まれるやり取りですが、親しくなればなるほど距離の測り方は難しくなっていきます。
仕事や恋愛で相手の中にどんどん踏み込んでいけるような、女子どうしの友人関係ではその傾向がよく見られるのですが、それでも「他人」として相手を尊重する気持ちを見卯寺内さえしなければ問題はありません。
しかし、残念ながら仲が良い友人関係ほど依存関係に陥りやすく、こじれがちなのです。

何でも話せる友人は金銀にも代えがたい貴重なものですから、ぜひ関係がこじれる前に「依存」に気付いて下さい。
そして、依存を断ち切るように努力しましょう。

友人への依存を断ち切る4つの方法

友人関係がこじれる前に気付こう! 依存を断ち切る4つの方法

1.依存に気付く
2.相手との距離を確保する
3.視野を広げる
4.自分の個性を再確認する

「依存」はいつの間にか生活の中に浸透していきます。まずは自覚するところが、悪習慣を断ち切るための第一歩です。
必要以上に時間を一緒に過ごしていませんか?
1日に何度も何度もメールや電話で連絡を取り合っていませんか?
何をするにもその友人の同意を得てから動くようにしていませんか?

もしもその連絡内容に必然性がなく、双方が脅迫的に「そうしなければならない」と感じているとしたら要注意です。また、行動のすべてではないとしても、重要な決断の前に必ず意見を聞くようにしているという場合にも、依存関係に陥っている可能性は高いでしょう。
日常生活を多角的に観察し、依存関係の疑いが強いようでしたら、なるべく早く動き出してください。
対策が早ければ、お互いのあいだに適正な空間を再建して再び良好な友人関係に戻れるかも知れません。

順番通りに段階を踏んで行くこと

いつの間にか傾いていた心を立て直そうとしても、急激な変化は大きなダメージとなって反動を生み出します。
そこで、段階を踏んで徐々に対策をステップアップし、なるべく心身にストレスを加えないように自分と友人の付き合い方を変えて行きましょう。
会う頻度やコンタクトの回数や内容が変われば、自然とお互いの存在意義も変質して行くはずです。
こうして穏やかに依存関係を解きほぐしながら、また、自分自身についてもじっくりと改造して行くことをおすすめします。

やり取りの間が開くようになると、物理的に自由が増えます。
自分自身のために使える時間と体力が拡大しますから、新しく勉強を始めてみたり、交友関係を広げてみたりと、これまでに挑戦しなかった何かを始めてみてください。
視線を広げれば、新たな物事の解釈をできるようになります。
狭い範囲で凝り固まっていた世界から抜け出して、たくさんの人々と交流しましょう。友人知人が増えると、不思議なことに大勢の中で際立つ自分の「個性」が見えてくるはず。

「私はこう思う」
と、対立する意見の中でも自分を見失わずにいられるようになればもう大丈夫。
自分が何をしたいのか、どう生きていたいのか。
この命題の前では年齢は関係ありません。
集団の中でも確固として確立した「自己」を見出したなら、ぜひ建設的な思考で向き合っていただきたいと思います。

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