世の中にはさまざまな職業があります。
地元密着型の企業があるかと思えば、広い地域に店舗、支社を広げて手広く商売を行う企業もあり、転勤が伴う会社員も少なくありません。
学生時代ならば、毎日学校に行けば交際相手と顔を合わせられますが、会社に生活を拘束される社会人になるとそのような付き合いはできなくなってしまうのです。
カップルの中には、彼氏、あるいは彼女が転勤になって物理的な距離が開き、自然消滅していく割合が少なくないと言います。
仕事だから仕方ないなどとあきらめずに、良き縁、理想の将来を引き寄せる努力をしてみませんか?
物理的な距離は心の距離に反映される
強く想い合い将来を約束した二人であっても、転勤などで物理的な距離が開くと心の在り方に影響が及びます。
約束があるから大丈夫。
想いは変わらない。
そう思い込んでいませんか?
人は変わっていく生き物です。不変なものなどありはしません。
大事に思う相手であるならば、物理的な距離を埋める工夫が必要になるのです。しかし、転勤であるならばおいそれと郷里にも帰れないはずですし、そもそも転勤先で忙しく働いているのですから、たまの休みだってそれほど自由になるわけでもないでしょう。
そんな不自由な転勤会社員との恋愛維持のためには、すこしひねった工夫が必要となります。
恋愛維持の小さな工夫
■「約束の日」を作る
転勤が決まったら、数か月、半年といった単位で約束をすることをおすすめします。
例えば翌年でも構いません。
転勤先での仕事に慣れ、生活を築いたタイミングだからです。
前もって約束しておけば事前にスケジュールを組めますし、その予定がある限り彼の手帳に恋人の存在を刻み付けられます。
■常に笑顔
転勤してからのデートはとても貴重な時間です。
顔を合わせたならばめいっぱい笑いましょう!
お互いがいる時間が最上。一番の幸せだと思える思い出を重ねていって下さい。
短い時間しか会えないからこそ、ポジティブなイメージを焼き付ける努力が重要です。
■応援する
心に残る、響く応援というものは意外にも難しいものです。
深く理解しあったお互いだからこそ成し得る「応援」で、新天地に1人頑張る彼の心を支えましょう。
忙しくて電話やメールの間隔が遠くなってしまう可能性もあります。そうなるとどうしても取り残された側は不安になって連絡を畳み掛けてしまいがちですが、返事がないからとメールを追いかぶせたり、電話を掛けるようにねだったりすると逆効果になりかねません。
焦らず、信頼して、会話をする際には労をねぎらい、相手の需要を汲んで弱った部分に寄り添うようにして下さい。
相手の心が何を求めているのか、疲れているのか、元気なのか、少ない交流の機会の中から読み取ることは難しいかもしれませんが、だからこそ「これだけでわかってくれる」という安心感を与えられるはずです。
具体的には、常にポジティブでいることと、明確な約束をすることが重要です。
それには離れている間にどう過ごし、自分を磨き上げるかが問われます。
彼の転勤を恋愛関係が破綻するきっかけにするか、それとも次の段階に進むチャンスにするか、待つ側の努力にかかっていると言っていいでしょう。
小さな工夫の積み重ねがポジティブな未来を引き寄せます。
大変そうだとしり込みせずに、ぜひ思いついたその日から始めていただきたいと思います。