社会に出ると、学生時代とは異なる出会いが豊富にあります。むしろ、そういうチャンスが溢れていると言っていいでしょう。
その最初のタイミングが、就職した会社の社内にあります。
例えば新人の育成を担当する先輩や、いろいろとお世話になるであろう直接の上司です。
新入社員の教育を任せられる社会人は基本的に中堅の手前、まだまだ20代の若者から、30代初めの人員を中心に構成されています。
いわゆる男盛りの年代ですから、学生時代に接していた同年代の異性とは異なる魅力に心をさらわれてしまう女性が少なくありません。
しかし、相手がフリーだとは限らないのです。ここが、学生時代の恋愛との大きく異なるポイントです。
もしも職場で上司を好きになってしまったら……。
その時気を付けたい注意点と、アプローチ方法を考えてみましょう。
上司を好きになった時の注意点
職場で「上司」となる男性はいわば中堅、年代としては男盛りですが、すでに結婚して私生活は落ち着いているという人が多いものです。
まずは冷静になって、いきなり好意を職場の他のメンバーに察知されないように気を付けて下さい。
以下のポイントをよく考える必要があります。
1.職場は自由恋愛を容認しているか?
2.職場での上司の立ち位置や人間関係は?
3.本当に好きなのか?
4.その恋愛に未来はあるのか?
職場恋愛の末に結婚するカップルも大勢います。しかし、結婚後には男性か女性のどちらかが職場を変えるケースが多いものです。「寿退社」という言葉が常識的に認識されているように、職場を辞する割合は圧倒的に女性に偏っています。
たとえ想いを遂げたとしても、苦労して入社した会社で、頑張って取り組んでいた仕事は続けられなくなると考えていいでしょう。
影響はそれだけにとどまりません。
もし職場で部下に手を出したとして上司が会社に居づらい雰囲気になってしまったら、最終的には二人とも職場を追われることになります。
また、その恋愛の未来を考える時の前提として知っておかなければならない最も重要な要素が、上司が独身かどうかです。
あるいは、恋人がいるかどうか。
万が一にも浮気や不倫と言う事態を招けばどうなるかは想像に難くないはず。
これらを踏まえた上で、それでも恋心を抑えられないのであれば、すぐにでもアプローチを開始する時です。
上司への効果的なアプローチ方法
大人の恋愛は微妙な距離感の上に成り立ちます。第三者からの横やりが入れば成立するものもしなくなるので、絶対に余人に察知されないように慎重に進めていきましょう。
ポイントを抑えて、じっくり、かつスピーディーにアプローチすることをおすすめします。
・3秒以上目を見つめる
・プロジェクト終了時などに食事の機会を作る
・気が利く部下だと思わせる
・上司の役に立つように力をつける
上司を好きになった時には、それが通常の出会いではないのだと十分に胸に刻み込む必要があります。職場という仕事をするために集った人材の中での邂逅ですから、他者に抜きんでるほどその上司にフィットする人間だと認識させなければなりません。
そうでなければ他の部下に埋もれてしまいます。
上司が力を入れている案件があれば、その業務の中であなたがいなければ困ってしまうと思われるほどの人材を目指しましょう。
そうすれば、二人きりで食事に行っても不自然な目を向けられずに済みます。
二人きりで食事に出かけられるようになれば、あとは少しずつ自分もただの部下ではなく女なのだとアピールして、職分を超えた心のつながりを育んで行く段階です。
上司との恋愛は、焦らずじっくりと進めて行って下さい。