恋心とは理不尽なものです。
どんなに理性的な人であっても、たとえどんな目的を持った人生の途中であっても、心から好きな人ができたとしたら夢中になってしまうもの。なりふり構わず相手の視線を求め、近くへ行こうとしてしまうもの。
しかし、自分をさらけ出して恋心の成就を求めたとしても叶うとは限りません。
たとえその人物が「運命の恋人」だったとしても、今生で結ばれると必ず定められているわけではないからです。
思うように相手と親しくなれなかったり、思いを伝えられなかったり、あるいはすでに相手に別の恋人がいたり。そうした壁がある場合には二つの選択肢があります。
ひとつは「まだその時ではない」として時節を待つこと。
そしてもうひとつは、おまじないなどで「その時」を引き寄せることです。
強いおまじないにはリスクが伴いますが、おまじないを行う目的や「意思」が善なるものであればさほど心配はないでしょう。ただし、おまじないによって強制的に運命の時節を引き寄せた結果、そこまでに達成すべき目標をスルーしてしまうこと、また、それまでの間にあったはずの出会い、チャンスを失ってしまうことは覚悟しておいてください。
おまじないにすがってまで恋人を引き寄せたとして、それが正しい行いであったかどうかが分かるのはずっと先になってからです。いずれにしろ、先々をよく考えて少しでも後悔の少ない道を選ぶことをおすすめします。
「ぬいぐるみ」を使って彼と親しくなるチャンスを作ろう
おまじないにすがってでも彼と近づきたい。親しくなりたい。そう思うようでしたら、まずは心の準備をしましょう。
おまじないを信じること。
これは、絶対的な何か、目に見えないエネルギーの存在を心から信じることです。難しいかもしれませんが、真なる力はあなた自身の内側にも眠っています。
次に、条件を整えること。
呪具としてのぬいぐるみを誰にも知られないように用意し、相手を思う心を研ぎ澄ませましょう。純粋に想う力が強ければ強いほどおまじないの効果が顕著に表れるはず。
おまじないは必ず1人で行い、誰にも気づかれてはいけません。
本当はぬいぐるみを使う方法なのですが、どうしても愛着を感じられるぬいぐるみがない場合には人形でも構いません。
■方法
1・ぬいぐるみ(もしくは人形)を用意する
2・誰にも見られない、聞かれない条件でぬいぐるみに話しかける
3・ぬいぐるみを恋する相手に見立て、「○○君と話せますように」といったように、具体的に願いを3回繰り返す
願いの内容は「話せますように」でも「近くにいけますように」でも、「○○君が私に気付いてくれますように」や「○○君が私を好きになってくれますように」でも何でも構いません。ただし、やはりおすすめは「話せますように」でしょう。
というのも、これならばチャンスを作るだけで、あとは自分次第、ご縁次第だからです。おまじないの反動が最も少なくて済む内容ですから、万が一おまじないが失敗に終わった時の心配を軽くできるわけです。
きっかけを作った後が肝要です。いかに相手の心を掴むか、自分を好きになってもらうか、心を伝え、近くに行くか。それは心がけ次第で変わってきます。
おまじないに真摯に取り組むとともに、自分を磨く努力を忘れないでください。
何か壁になっている要素があって、どうすればそれを乗り越えられるか分からない。自分磨きの障害、相手との間に立ちはだかる問題の正体が分からないという方は、ぜひ占い師やスピリチュアルカウンセラーにご相談ください。いまだ形の見えていない「壁」の正体を明らかにして、「これから」の対策を講じましょう。