マタニティーマークの運用など、少なくとも一般常識の上でも「妊婦は守るもの」という認識があります。
しかし、不測の事態はいつ起こっても不思議はありません。
どんなに守ろうとしても、突然の事故や病気を察知し、完璧に防げるほど、人間は万能ではないからです。
人事を尽くして天命を待つ、と言いますが、力を尽くして妊婦を、母体と子供を守るための備えをして、それでも不安な心を持て余すのが人間でしょう。
愛する相手であるならなおさら。
思いやりを由来とする不安は当たり前のものです。
しかし、不安が高じれば悪いものを招きかねませんので、妊婦を守る「おまじない」の活用をおすすめします。効力を事前に確認できるものではないですが、心の安定にも役立ちますよ。
■「妊婦を守るおまじない」のやりかた
・用意する物
10×30センチ程度の和紙
:好きなタイプの和紙で構いません
筆あるいは筆ペン
:墨跡が鮮やかに残る物を選びましょう
・手順
短冊のように使って、父親、母親の名前を2行に分けて書きます。少し間を空けておくこと。
両親の名前の間に小さく丸を描きます。
墨跡がにじまないようにしっかり乾燥させ、1日に20分から30分ほどを目安に、お腹の、赤ちゃんがいるあたりに置きます。
使用しない時は神棚か、鴨居、タンスの上などの高いところに預けましょう。
・始める時期
このおまじないは、妊娠してからある程度経過してから行うものです。
とは言っても、何か月目からでなければならないという決まりもありません。妊娠が確定し、胎児の成長が確認できた後なら、いつから始めてもいいでしょう。しかし、「おまじない」は前向きな物であってもやはり「呪い」であり「呪術」ですから、破綻すればリスクがあることをよくよく認識しておいて下さい。
この場合のリスクとは、おまじないが破綻した時には、効力が破れた瞬間からおまじないによるサポートを受けられないことです。それだけならまだいいのですが、そこまでの間に回避してきた「不運」がまとめて襲ってくるかもしれません。
だからこそ、おまじないによって母体を保護する期間は短い方がいいのです。
なるべく出産が近くなってから。
早くても8カ月程度まで待ってからおまじないに頼るようにしてください。
この「おまじない」の成就は「無事な出産」ですから、おまじないを始めたならば成就まで破綻なく作法を守って、毎日の習慣として用紙の管理を行いましょう。
おまじないでは心もとない時には、占い師やスピリチュアルカウンセラーによるお祈りや、ラッキーアイテムの選定を行うことをおすすめします。
幸運を引き寄せ、不運を排除する負担の少ない方法を見いだせるはずですよ。