白雪姫が毒リンゴを食べたわけ

12月 21
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何の意味もない、たった一つの言葉で、

予想もしなかった大変なことが

起きることがあります。

 

「白雪姫」は、

どなたもご存じのお話でしょう。

 

ディズニー映画にもなっているし

世界で最も有名な

「ボーイ ミーツ ガール」の

お話の一つなのかもしれません

 

あのお話って、意地悪な継母や

白雪姫を守る小人や王子様に

注目が集まりがちなのですが、

 

そもそもの「騒動」のきっかけは

「鏡」の一言です。

 

お妃さまである、白雪姫の継母の

「鏡よ鏡、世界で最も美しいのは誰」

という問いかけに対して

 

「お妃さまは美しい、

でも白雪姫はもっと美しい」

と答えてしまった鏡。

 

そう、その一言こそ、

白雪姫が毒リンゴを食べなくては

いけない発端になったのです!!

 

鏡がもう少し「空気」を読んだのなら。

鏡がもう少し「人を見る目」があったら。

鏡がもう少し「言葉遣い」が上手かったら。

 

あのようなお話にはならなかった、

そう思いませんか?

 

「もちろんお妃さまは美しいです、

あ、白雪姫も可愛いけど、やっぱ

大人の魅力にはかないませんねえ」

 

なんて、

ちょっとしたおべっかをつかえたのなら

お妃さまも、そこまでの憎悪を抱かなかった

かもしれません。

 

なにせ、

鏡とは、自分の心の投影なのですから

芽生えてしまった疑問、恐怖を

肯定されてしまうと、

 

やっぱりそうなんだ!という

強い念押しとなって、行動へと

駆り立ててしまうのです。

 

うそでもいいから、

お妃さまが欲しかった言葉

「あなたが一番美しいですよ」

と言われれば、

 

心の中の恐怖も薄らいで

そこまで白雪姫を憎むことは

無かったのかもしれません☆

 

この物語の本質がどこにあるのかは

専門家におまかせしますが、

 

かならずしも「本当のこと」を言えば

良いってもんじゃないってことは

分かりますよね!

 

空気を読んで言葉を発するって、

決して相手にこびたり、

いいことばかりを言うことではなくて

 

相手の心に寄りそった言葉を

口にする、ということです。

 

意地悪なお妃さまは、自分の

美貌だけが、生きていくのに必要な

武器だったのかもしれません。

 

美貌がなくなった時、自分の価値も

なくなることが最大の恐怖

だったのかもしれません。

 

周りの人間ではなく、鏡にしか

「本当の」自分の不安を

相談出来なかったお妃さまは、

 

よっぽど人に恵まれて

いなかったのかもしれません。

 

「本当のこと」はときにすごく残酷です。

 

時と場合によっては、

人とのコミュニケーションをぶち壊し、

国単位では戦争になる可能性もあるからです。

 

というのは、「本当のこと」は

その人の立場や状況、そして

思い込みによって大きく変わってくるから☆

 

そもそも、人の美しさって、その人の

好みで大きく変わりますよね!

 

 

あなたの口は人を癒すことも、

楽しませることもできます。

そして凶器にも武器にもなります。

 

いちいち考えて話すなんてめんどくさいと

思うようなら普段から自分のことを

ほめるようにしてみてください。

 

ほめ言葉になれ、バリエーションも

増えたのなら、自然と相手が嬉しい

言葉が出るようになりますよ☆

 

そうすれば、運気的にも素晴らしい

交友関係を作ることになるのです!

 

鏡の言い方によっては

お妃さまも白雪姫をかわいがった

かもしれないのですから。

 

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