現状に100%満足している方がどれほどいるでしょうか?
幸福は相対的なものであって、同じ条件で生きていたとしても全員が満足を得られるわけではありません。
もしも今の生活や環境に不満を抱いているのであれば、自分か自分の周辺を変える必要がありそうです。
環境や社会は1人の力では塗り替えられませんから、満たされない苦しみから解き放たれる最短の道は自然と見えてくるはず。
心機一転して充実した生活を送る方法として、まずは自己変革をおすすめします。
自己変革とは、自分の内面を正しく認識して考え方を改めることです。
今より生きやすい人生を得るために、ひとつひとつ検証して行きましょう。
自分自身を検証して方向性を修正する
人間は常に環境からの影響を受けながら生きています。
しかし人間は360度を覆い尽くす世界のすべてに対応し続けられるほど多機能を同時活用できないので、対象を絞って「集中」しますよね。
これが不満事にも活用されているのです。
いやだ、不快だと感じた時、人は自分を害する可能性がある不快感の要因に集中します。それが不満の継続につながるわけで、この対応としてはいったん集中を解く必要があります。
不満要素への意識の集中を解き、自分へと視線を向けてみましょう。そして、外側から観察すると、なぜその対象をそれほど嫌ったのかが見えてくるはず。
現象は変わらなくても、視点が変われば見え方は変わります。
第三者的視点で問題の要素と自分自身を見渡して、自己の内面にある「壁」を取り除けば、実は不快感の要因となった出来事や物自体は問題ではなかったというケースが少なくありません。
もしも自分で壁の形を冷静に検証できない時には過去に負った心的外傷が影響している可能性があるので、カウンセラーや占い師、セラピストといった「他人」の力を活用するといいでしょう。
日々を明るく活発にする断捨離
社会生活を送る上で拠点となる自宅は重要な空間です。
自己を解放し疲れを癒す場ですから、そこに余計な要素が蓄積していてはエネルギー循環を阻害してしまいます。
すると運気や行動力まで低下して行きかねないので、春、4月までを目途に思い切って断捨離を敢行しましょう。
自室に動きまわれる自由が増えれば、それだけ日々の行動力もアップし、作業効率が高まるはず。春は転機となる季節ですから、できれば寒いうちに断捨離をすすめておくことをおすすめします。
ただし、むやみやたらと捨ててしまっては後から必要なものまで失ってしまいかねませんので、要不要の条件は事前にチェックしておいてください。
残すものの第一義は「人生における重要なもの」です。
見て、手に取って幸せを噛みしめられるもの。新しいか古いかは関係なく、個人として本当に必要なものなのか、替えの効かない重要なものであるかをよく考えましょう。
これが人生の整理になりますので、断捨離が終われば自己変革も自動的に完了しているはずです。
これからの時間を新しい気持ちで受け入れられるようになりますよ。