恋心が膨れ上がって苦しい。どうしても相手の心を手に入れたいと願う女性のおすすめのおまじないがあります。それは、古い歴史を持つ魔女から伝えられた魔法。
非常に強力な「呪術」です。

日本では失せ物探しや縁結び、復讐などの占い、おまじないを行う人を霊能者などと称してきましたが、ヨーロッパでは古くから魔女の系譜が受け継がれており、恋心に狂った男女の願いを叶えたり、復讐の手助けをしたりしてきました。
「魔女」というイメージはどこかダーティで、危険な感じがするかもしれません
しかし、実際の魔女は一般市民の生活に広く深く浸透し、健康維持の相談を受けたり、ちょっとした悩み事を解決に運ぶアドバイスをしたりする「よき友人」だったのだと言います。
多くは悩みに耳を傾け、同情を寄せたり、人生の先達として警告を与えたりといったカウンセラー的な色調が強かったとも。
また、漢方薬のように自然の素材から作る民間薬を処方し、風邪やインフルエンザなどの感染症や、食中毒などの症状を収めたというエピソードも多数残っています。

ただし、やはり呪術的な存在価値も確かにあったのです。魔女が祭祀を行ったストーンサークルなどの遺構がその証拠と言っていいでしょう。
魔女が行うおまじない（呪術）は非常に強力ですから、もしも行うのであれば覚悟が必要です。その願いが生涯変わらないものなのか。
その願いが実現して己の運命にすり替わった時に後悔しないか。
よくよく考えて取り入れることをおすすめします。

魔女の「縁結び」は非常に強力！ 覚悟ができたなら……

願いを達成するために魔女の縁結び術を行ったならば、たとえ相手に対して愛想が尽きてしまっても縁が続きます。
相手に掛ける想いの深さ、自分の人生の可能性など、あらゆる要素を検証してみてください。それでもなお恋心を達成したい。思いを遂げて相手を獲得したいと願うのであれば、これから紹介する手順でおまじないに挑戦するといいでしょう。

■用意するもの
・赤いリボン
・キャンドル2本
・ピン

■手順
・金曜日の夜に2本のキャンドルにピンでそれぞれ自分と相手の名前を彫る
・キャンドルを赤いリボンで縛る
・火をつけてロウがひとつに溶け合うまで見守る
・燃え残ったロウとリボンを土に埋める

他に赤いリボンに結び目を作るおまじないも伝えられていますが、こちらのキャンドルとリボンの組み合わせによるおまじないはさらに強力なのだとか。
「離れたくても離れられない関係」を作るほどの効果があるので、覚悟ができないうちは手を出さないようにしてください。少しでも迷いがあると手痛いしっぺ返しを食らうことになりかねません。

未来は見えないところにあります。将来のことは分からない。本当に好きな相手だけれど、おまじないを行ってまで縁を結んでいいのか分からない。そういう時には、ぜひ占いでその出会いの真価を確かめましょう。
どんな努力も本物の縁でなければ意味がなくなります。人生に価値ある出会いを手にするためにも、ひとつひとつ確認し、慎重に行動する必要があるのです。