恋愛をしている時、人の脳はドーパミンやセロトニンなどのホルモン物質を大量に放出する「異常な状態」であると言います。それは両想いだけでなく、片思いでも同様です。
「相手が好きすぎて動けない」「関係が変わるのが怖くてどうしようもできない」という方が少なくありません。
しかし、時間は誰にでも平等に訪れ、去っていきます。若い時代はいつまでも続きませんし、今は近くで過ごせるとしても、いずれ人生の分岐点に到達すれば、二人が顔を合わせる機会すら滅多になくなってしまう、そういう事態を迎える可能性が高いでしょう。
また、脳が正常な状態を復古するのにかかる期間は最長3年と言われています。
叶えられなかった片思いが2人の間に見えない障害物になったとしたら、穏やかな友情すらも壊れる可能性があるのです。
もしもその人との縁をつなぎたいならば、なるべく早く両想いになっておくことをおすすめします。
相手に対して具体的な恋愛面での働きかけが難しい時には、おまじないで関係を変えていくのもひとつの方法です。
両想いを叶えるおまじない
お風呂に入った直後に行うおまじないです。各種宗教などに準拠したものではなく、いわば民衆によって生み出された手法であり、真摯に願う気持ちが何よりの呪物となります。
・入浴後に洗い髪をまっさらなタオルで包む
・鏡の前に立つ
・鏡に映った自分の目を見つめる
・「ミグン・ニン・サンショカナノイダ」と7回唱える
呪文の文言には諸説ありますが、民間のおまじないの成立過程には「言葉の反転」と、秘匿された高位の存在がうかがえます。
鏡は宗教的な呪術で用いられる呪具としては、最も歴史が古いもの、そして、力が強いものです。その中に映った自分自身の虚像は自分でありつつも自分ではありません。「異世界」と自分、願いの内容と、願いの向かう先をつなぐ接点としての役割を担います。
願いを込めて唱える呪文は、反転によって呪言としての力を得たもの。彼と自分をつなぐ高位の存在へ向ける文言です。
おまじないが成功するとどうなる?
このおまじないは、成功すると相手からも好きになってもらえると言います。
一方的に思いを注ぐ関係から、お互いに好意を与え合う両想いの関係になるのです。もちろんこのおまじないですべての男女が恋愛関係に至るわけではありません。
もともとの縁がかけらも存在しない場合には成立しませんので、ある程度関わりのある相手、それぞれに存在を認識していることを前提として行いましょう。
恋愛の悩みは深くなれば人生に影を落とします。どうしても動けず、苦しみが恋の悦びに勝るようなら、ぜひ一度占い師やスピリチュアルカウンセラーにご相談ください。
ひとりで悩むよりはるかに素早く、何が壁となっているのか突き止められるはずです。