好きな人を振り向かせたい時のおまじない。
失せ物を見つけ出したい時のおまじない。
不運を振り払いたい時のおまじない。
やさしく簡単なおまじないの方法が数多ありますが、誰でもできるとはいえ「おまじない」は根本を辿れば「呪術」であり「呪い」です。漢字を当てれば「お呪い」なのですから、願いが大きく、効果が強ければ強いほどその術式にはリスクが伴うことになります。
思い通りの成果を挙げて術式が完成すれば問題はありません。
しかし、大願が破れて術式が破綻したならば、何かしらの形で呪術の反動がやって来るでしょう。
どうしても叶えたい恋愛の望みがあるならば、多少のリスクを覚悟してでもおまじないを頼る価値はあると考えられます。
リスクはあるけれども強力な恋愛のおまじない
例えば付き合っている相手、あるいは片思いの相手から連絡させるおまじないがあります。
術式はごくごく簡単で、携帯電話さえあれば誰でも可能です。
自分の電話番号、メールアドレスを電話帳に登録し、登録名を彼の氏名にします。
それから、連絡が欲しい旨を彼のアドレス宛のメールにしたため、ひな形とします。これを改めて、彼の氏名で登録した自分のメールアドレスに送信します。
メールを受信したら、どのような返事が欲しいか具体的に考えて、再び自分のアドレスに、今度はきちんと自分の名前宛てに返信しましょう。
内容は具体的ならば具体的であるほど叶いやすくなるので、よく考えてください。
このおまじないは繰り返すほどに相手にも効果が定着し、そのうち放っておいても相手から積極的に連絡をくれるようになるはずです。
どんなリスクがあるのか、また、リスクを負う価値とは?
携帯電話を使ってこのように相手からの働きかけを引き出すおまじないは、簡単でありながら非常に強力に働きます。
一方で、術式が破れた時には、引き寄せたあらゆるものが一挙に背を向けるという反動が発生するでしょう。このおまじないの破綻は、メールによるおまじないの一端でも相手に知られた時にやってきます。
術者には常に覚悟が必要なのです。
相手を大切に思い、どうしても失いたくないと考えるならば、おまじないを始めるところからリスクとの付き合い方をしっかり計画しておかなければなりません。
2人の間柄がゆるぎないものになって、おまじないの証拠を隠滅できるその時まで、決してメールの痕跡を知られないように術式を完遂してください。
強い想いで守られたおまじないは、覚悟を乗せた分だけ効力が増します。
呪術は自らリスクを抱え込む行動でもあるわけですが、忙しい2人の恋愛関係を前進させるにはこうした努力が必要な時もあるでしょう。
もしもおまじないによるリスクを取るべきなのか、あきらめるべきなのか、あるいはほかに道があるのではないかと迷った時には、見えない道しるべを探し出す専門家、スピリチュアルカウンセラーや占い師の力を利用することをおすすめします。