「占いは統計学なんだ!」なんて聞いたことがありませんか?
実は、占いと統計学は全然違うものなんです。多くの悩みは占いとの親和性が非常に高く、統計学では解決できない決定的な事由があるんですよ。
もくじ
占いと統計学が違う理由
占いと統計学、この両者は時折混同されることがあります。どういった理由で違うのでしょうか。
占いは、まだ見ぬ未来や目に見ることのできないことについて判定する方法のことを指し、「未来に起こることを推測したり予知する」ものです。
また統計学は、観測したデータの集合体を元に解析しており、得られる結果は「過去に起きたことに関する記述」です。
判定結果の「時間軸」が、占いは未来、統計学は過去、とまったく違うことがわかります。
次はそれぞれの内容を深堀りして紐解いてきましょう。
統計学とは?何を根拠にしているの?
統計学とは、“確率論を基盤にして、集団全体の性質を一部の標本を調べることによって推定するための処理・分析方法について研究する学問”です。
(※出典:goo辞書より)
少し難しい言い回しですが、要するに、集めたデータから特徴を把握したり、平均を出したり、比較や分類をしたり。そのように集計したデータを元に、未来を推測することもできるのが、統計学です。
データひとつひとつは現実そのものを表しており、複数のデータが集まると必ずばらつきが伴います。
身近な事例で言うと、天気や気温ではどうでしょうか。
もし日本中での天気や気温が、どの地域も1年中同じだとしたら、私たちは天気予報を見ることはないでしょう。しかし、北海道と沖縄とを比べたら、天気も気温も毎日違ってきますよね。朝方と夕方では数値はもちろん異なります。
日時や地域によって、ばらつきがあるのが当たり前です。だから地域という属性で区切ってデータを測定し平均を出して、データをとった環境や性質を考慮しながら、翌日や1週間後の天気や気温の予測を行います。
これらを踏まえると、統計学の根拠となるのは、きちんとした手法で集計した「データの量」と「データの質」です。正しく解析したり、カスタマイズするのに重要な要素となります。
データは、調査する対象の条件を明らかにして、ある程度ばらつきが出るようにまんべんなく収集することが重要になってきます。
この統計学の礎を築いたのは、「近代統計学の祖」と称される社会学者のケトレー。19世紀中頃にはじめて、神という曖昧な秩序ではなく、個人行動の膨大なデータとして積み上げたものを元に、科学的な法則性を追求しました。
占いとは?何を根拠にしているの?
占いとは、“人の運勢、物事の吉凶、将来の成り行きを判断・予言すること”です。
(※出典:goo辞書より)
「命(めい)」「卜(ぼく)」「相(そう)」「霊」と、大きく4つの種類に分けられ、それぞれがさらに細分化し、多種多様な占いに枝分かれしました。
「命」に基づいた占いは、12星座や動物占い、四柱推命など、生年月日などの個人の不変的な事実で判定します。「卜」は気の動きを見るもので、タロット占いや水晶占いなどがあります。「相」は、文字通り手相や人相、姓名判断など、目に見えるもので未来を占います。「霊」は、近年出てきた新しいかたちの占いで、スピリチュアル占い、前世占いなど、表層的なものと霊的なものを組み合わせたものになります。
占いは実にバラエティ豊かで、そのどれもが毎日を前向きに生きるヒントを与えてくれます。また、人生の節目に悩み、思いあぐねる際には、深い暗闇を照らす道しるべにもなってくれます。
では、占いは何を根拠にしているのでしょうか。
占いの発祥は、古くは紀元前4000年のメソポタミア文明の頃です。メソポタミア遺跡から占星術に関連する最古の文献が発掘されたことで、この頃から占いによって国家や社会の未来を予知するようになったのではないかと言われています。
占星術は、太陽・月・惑星などの天体の動きや位置と人間や社会を結びつけて占うものです。古代バビロニアからはじまり、ギリシャ、インド、中東、ヨーロッパ、中国へと時代を重ねて伝達していきました。
16世紀に天文学者のコペルニクスが地動説を唱えるまで、天体は神のような大いなる存在として畏敬の念をもって崇められていました。何千年もの間、天体の動きには神聖な力があるとして、そのパワーを認め、現実世界の森羅万象がつくられていると信じられてきたのです。
占星術は、太陰暦や天文学・地理学などを生み出しました。また学問として天体観測を続けていくことが、星の動きと人間の運勢を結びつける西洋占星術などを発達するきっかけを作っていきました。
西洋占星術は(星占いともいいますね)、誕生日と星座を結びつけて、運勢や性格を占います。出生時の天体に位置する星座が、その人の一生を決めるとされています。
星座に基づいた性格は、名前から連想されるものが当てはめられています。例えば、双子座は明るくて行動力があり、乙女座はロマンティックできめ細やか、てんびん座はバランス重視の平和主義者、など。しかし、同じ星座の人はごまんといますし、すべての人がこれらの性格にがちっと合うわけではありません。
たくさんのデータを根拠にする統計学とは違い、占いはイメージ重視のファジーな要素が強く、そこにはっきりとした科学的根拠はありません。
しかし、個人の持っているスピリチュアルなパワーを掛け合わせれば、ポジティブな方向性を力強く示してくれるのが占いの大きな魅力です。「がんばればこんな素敵な未来をつくれるんだ!」と明日へのエネルギーが体中にみなぎります。
占いは、物の考え方・捉え方を前向きにしてくれます。新たな人生に大きな一歩を踏み出すことのできるスピリチュアルで実用的なツールなのです。
占いと統計学は何が違うの?
それでは、占いと統計学は何が違うのでしょうか。
先に説明した通り、占いはギリシャ神話や古くからの哲学などを元にして、スピリチュアルな観点で未来を予知します。
統計学は、調査するものの属性を明確にし、幅広く集めた大量のデータを元にして、特徴を把握したり、比較・分類し、未来を予測するものです。
統計学では、実質的なデータに基づいているので、より信頼のある結果を獲得でき、現実味が強いものとなります。かと言って、スピリチュアルな観点で見た占いが、信用のないものと言い切ることはできません。
なぜなら、人はそれぞれ生まれ持った力が異なります。前世はもちろん、まとっているオーラも、生まれ育った環境も違います。
占いでは、個人がすでに持っているものと古代の哲学などを掛け合わせたトータルな視点をもって第六感を持ち合わせる占い師が未来を予知します。
占いは統計データよりも個人の力を重視します。だからこそ可能性が無限大に広がり、希望に満ちていると言えるのです。
悩んでいるとき、なぜ占いで、統計学ではダメだったの?
人の悩みは、人の数だけ存在し、その内容は千差万別です。
生まれ持った性格や、生まれ育った環境、関わる人間関係など複雑に絡み合ってわいてくるのが悩みです。本当の意味でまったく同じ悩みを持つ人はないでしょう。
過去のサンプルをひとつひとつ得てデータを解析する統計学では、例えば20代男性の恋愛の悩みの傾向は推測することは可能です。
恋愛に積極的でない、性格が受け身の人が多く、結婚願望もあまりないので晩婚傾向であるという未来を読むことはできるかもしれません。
しかし、内面が成長できるような恋愛をするためにはどうしたらいいのかというアドバイスは、その人自体が持っているスピリチュアルなものを活かした占いだからこそ、得ることができるのです。
統計学ではデータから得られた現実だけを突きつけられます。しかし、占いでは個人の悩む気持ちに寄り添いながら現在立ちはだかっている壁を乗り越えるヒントを得て、さらに未来の可能性を導き出してくれるポジティブなツールになるからこそ、多くの人が占いを活用し実践しています。
だからこそ、悩んでいるときは積極的に占いを利用してみるのがおすすめです。
占いが得意とするジャンル
恋愛や結婚運を見てもらいたいなと思ったとき、「12星座占いやおみくじで占ってみようかな」となるでしょうか。あまりそういった人はいないですよね。きっと手相やタロット占い、霊感占いに頼るのでは?と思います。
直感で、12星座占いは個人の性格の傾向や運命を占えても、そのとき瞬間の気持ちや状況は対面の占いでなければと、なんとなく理解しているのでしょう。
占いは種類が多く、多岐に渡りますが、「占うなら何でも一緒じゃない?」というわけではありません。占いごとに、得意とするジャンルがあるんです。
では、どんな占いが、どういったジャンルに強いのでしょうか。人気の代表的な占い4つで見ていきましょう。
■四柱推命(しちゅうすいめい)
中国では、的中率の高さから“占術の帝王”と称されている四柱推命。生まれた年・月・日・時間を4つの柱と見立て、個人の過去・今・未来の宿命を判断する占いです。ベースの考えは、陰陽五行説。
得意分野は、以下の通りです。
・他人との相性を知ることが得意なので、恋愛や結婚運を占いたいとき
・エネルギーの強弱のある時期を教えてくれるので、仕事運を占いたいとき
不得意分野は、人の気持ちをくんだり、心情や感性が関わる吉凶について知ることです。
先天的な個人な本質や体質、宿命の全体像などがわかるので、仕事や結婚のタイミングなどを占うときには頼りたいところ。
ここぞ勝負!というときに、力強い方向性を示してくれる占いです。
■タロット占い
タロット占いは、個性豊かなシンボルが描かれた「大アルカナ22枚」と、4つのエレメントからなる「小アルカナ56枚」、合計78枚のカードで構成されています。
得意分野は、以下の通りです。
・相手の立場や状況、心理状態を知ることが得意なので、恋愛運を占いたいとき
・2つのどちらを選べばいいかを知ることが得意なので、勝負運を占いたいとき
不得意分野は、長期的な視野で物事を鑑定することや、結果に断定を求めることはできないこと。
タロット占いは、相談者が占うときに偶然引いたカードが、何かしらのメッセージや指針を示すとするもの。迷っているときに背中を押してもらいたいときに活用するのがおすすめです。
■手相占い
手相は、てのひらに刻まれたしわ、線、肉づきなどから、運勢や性格を鑑定する占いです。
得意分野は、以下の通りです。
・過去から今、未来にかけての健康状態を知ることができる
・人生の転機を知ることが得意なので、仕事の適性や結婚運などを占いたいとき
不得意分野は、人との相性やどちらを選んだらいいのかという具体的な答えを導き出すこと。
手相は、手の持ち主の人柄を映し出す鏡で、時間とともに変化していくもの。運勢は変えることができると教えてくれます。
■スピリチュアル(霊感、霊視、透視)占い
近年人気上昇中の、スピリチュアル占い。占い師を通じて、自身の守護霊や亡くなった家族やペットと交信したりできます。
得意分野は、以下の通りです。
・相手の気持ちや現状を知ること
・現在地点でわかる未来を視ること
不得意分野は、適期など時期を見ることや、占い師の体調が優れないといい鑑定結果が得られないことです。
スピリチュアル占いは、イメージ的にちょっぴり怪しげ。ですが、姿かたちの見えないものを見たり、感じたりする世界はとても新鮮で不思議な体験です。信じるも信じないも人それぞれですが、一度は体感してもらいたい占いです。
日本ではあまりなじみがないものの、海外ではスポーツ選手がスピリチュアル占いを取り入れてエネルギーに変えたり、透視が警察の捜査に実践的に活用されていたりします。
不思議なパワーを得たり感じたりしたいときにおすすめの占いです。
占い館にいくと具体的になんのアドバイスがもらえるの?
占い館にいくと具体的にどんなアドバイスがもらえるのでしょうか。
まずはじめに、当サイト、銀座エルアモールには、生まれつきに霊感が強かったり、時空を隔てて透視する能力があったり、オーラが見えるなどのスピリチュアルカウンセラーが多く在籍しています。
銀座エルアモールで実際に占いを受けたお客様の声を紹介していきましょう。
「自分の問題を観察して感情から切り離すことの大切さも改めて実感しました。思考のエネルギーを心臓に持っていく意識をするだけで凄く楽になれますね。びっくりです。」
「亡くなった父が何をいっていたのかも分かり、気持ちが楽になれました。また結界用のお塩のことも本当に感謝です。」
「仕事に対する焦りや今の焦りの気持ちをご指導頂き、参考になりました。それと今の自分は非常にストレスが溜まっていることにも気づきました。」
「恋愛について『まずは一回恋愛云々を置いておいて、自分が “楽しい!面白い!”と思える人と楽しく遊んでみる』ということも教えていただいたので、まずは帰りにリハビリ的に自分が『楽しい!』と思えることをしてきました。」
銀座エルアモールに在籍するカウンセラーは、霊能者が多く、声色や顔の表情だけを見てパッと瞬時にクライアントの状況を把握します。ばっちり当たることが多いので驚かれるお客様が大半です。
亡くなった家族や友人の声を教えてくれたり、お塩で清める方法など具体的なアドバイスをくれます。
また、仕事や恋愛に悩んでいるときは、いいことも悪いこともスピリチュアルカウンセラーの視点でズバっと指摘してくれ、その上で開運方法を誘導してくれます。
時に真芯を突くドキっとするようなアドバイスは、クライアントの悩みに深く寄り添うあたたかな応援歌として、心を支え、背中を押し続けてくれることでしょう。
スピリチュアルな占いを信じるか信じないかは、あなた次第です。ですが、より良い人生のために占いを受けたとしたら、カウンセラーから指示された具体的なアドバイスは必ず実践してみてください。
悩めるあなたの未来にパッと輝く光が、カウンセラーにはしっかりと見えているのです。
占いにいってみよう
恋愛や結婚で悩んだとき、仕事を辞めようか独立起業しようかひとりでは決められず自信がないときなど、人生の節目には誰かにアドバイスをもらって、えいっと背中を押してもらいたいものです。
家族や友人には話せない、でも誰かを頼りたい・・・。そんなときこそ、占いを活用してもらいたいと強く思います。
東京銀座にある占い館、銀座エルアモールにはあなたの悩みにやさしく寄り添ってくれるスピリチュアルカウンセラーが多く在籍しています。
占いがはじめての方でも大丈夫。対面でも、Zoomでも、電話でも。あなたがリラックスできる方法を選んでください。占い師も「この先生が良さそう!」と直感で決めてくださいね。
今より、より良い未来を手に入れるために。ぜひ占い館銀座エルアモールにお立ち寄りください。
参考文献
・「完全独習 統計学入門」小島寛之
・「日本でいちばんわかりやすい四柱推命の本」林 秀靜
・「78枚のカードで占う、いちばんていねいなタロット」LUA
・「基礎からわかる手相の完全独習」仙乙恵美花